先日、Youtubeで公開されたMPC3の Overview にワクワクが止まらない…!!
やっぱりUIデザインって大事なんですよね。MPCソフトウェアのUIって微妙に古臭さがあっていまいちテンションが上がらなかったのですが今回のMPC3はかなり良い感じ。(AbletonとElektronのいいところどりのように見えなくもない)
今回はこちらのOverviewから得られた情報をざっくりとまとめてみました。
概要
メインモードの強化
主要機能への高速アクセスと視覚フィードバックを提供し、ワークフローを劇的に改善します。新しいトラックタブでは、異なるトラックタイプを視覚的に表示でき、ドラムトラックでは各パッドのサンプルが表示されます。これにより、サンプルの編集、ワープ、レイヤリングが簡単に行え、音楽制作の効率が飛躍的に向上します。例えば、ライブパフォーマンス中に素早くサンプルを切り替えたり、直感的にサウンドを調整することが可能です。
アレンジャーモード
新しいアレンジャーモードは、MPCシーケンスを線形タイムライン上で録音、編集、アレンジすることを可能にします。このモードは、DAWスタイルのレイアウトを使用し、ミディおよびオーディオトラックを視覚的に管理できます。例えば、楽曲の構造を視覚的に確認しながら、ループポイントの設定やソングマーカーの追加が直感的に行えます。これにより、複雑なアレンジメントもスムーズに作成でき、クリエイティビティを最大限に発揮することができます。
マクロコントロール
QリンクとXYパッドの高度なマクロコントロールが導入され、複雑なエフェクトチェーンやシンセパラメータの自動化が可能になりました。ライブパフォーマンスやスタジオ作業において、柔軟かつクリエイティブな操作が可能です。例えば、各Qリンクには複数のパラメータを割り当てることができ、一度に多くの設定を瞬時に変更できます。これにより、リアルタイムでダイナミックなサウンドを生み出し、パフォーマンスの質を向上させることができます。
チャンネルストリップとディスクストリーミング
新しいXLチャンネルストリップは、プラグインとエフェクトへの迅速なアクセスを提供し、ミキシング体験を向上させます。ディスクストリーミング機能により、長いオーディオファイルをディスクから直接ロードして再生でき、ワークフローの速度が大幅に向上します。例えば、スタジオセッション中に大容量のサンプルライブラリを即座に利用できるため、制作のスピードと効率が劇的に向上します。
サンプル編集とスライスモーション
新しいサンプルチョップ機能「スライスモーション」が追加されました。これにより、ループの感覚を取り入れ、ミディノートでランダムにチョップを作成できます。例えば、ハイハットやパーカッションループを自然な感じで再生することが可能になり、トラックに独自のフィーリングを追加できます。これにより、従来の方法では実現できなかった創造的なサンプル編集が可能になります。
その他の画面
機能まとめ
- 新しい「メインモード」インターフェース
- リニアアレンジャー
- フルカラートラック&パッドミキサー
- 新しいXLチャンネルストリップ
- 1対1のトラックワークフロー
- ディスクストリーミング
- 高度な自動化
- Q-Link と X/Y パッドのマクロコントロール
- MPC STEMS スタンドアロン対応*
- パッドに直接サンプリング
- フルカラードラムグリッド
- 8 つのサンプル レイヤー
- 完全な楽器およびエフェクトプラグイン互換性
- レガシープロジェクトのインポート
その他にも多数あるようです!
制作プロセスが劇的に改善して、クオリティと生産性が大幅に向上する予感。
※対応機種
MPC 3 is compatible with: Live – Live II – One – One+ – X – X SE – Key 37 – Key 61
新機能の詳細をもう少し深堀りしてみる
メインモードの改良点
メインモードでは、トラックタブを利用して異なるトラックタイプを視覚的に表示できます。ドラムトラックでは、各パッドのサンプルが表示され、サンプルの編集、ワープ、レイヤリングが簡単に行えます。また、トラックエディタでは8つのレイヤーを追加でき、サウンドデザインやドラムサンプルの作成に役立ちます。例えば、各レイヤーに異なるエフェクトを適用することで、複雑なサウンドを簡単に作り出すことができます。
アレンジャーモードの機能
アレンジャーモードは、線形タイムラインを使用してビートやプロダクションをシームレスに録音、編集、アレンジできます。これにより、DAWスタイルのレイアウトでミディやオーディオイベントを視覚的に管理し、楽曲構造を簡単に作成できます。例えば、イントロ、コーラス、ヴァースといった楽曲のパートを直感的に配置し、全体のフローを一目で把握することができます。ループポイントの設定やソングマーカーの追加も簡単に行え、制作のスピードと効率が向上します。
マクロコントロールの利点
QリンクとXYパッドの高度なマクロコントロールにより、複雑なエフェクトチェーンやシンセパラメータの自動化が可能です。各Qリンクには複数のパラメータを割り当てることができ、ライブパフォーマンスやスタジオ作業において瞬時に多くの設定を変更できます。例えば、ライブ中にダイナミックなフィルター効果を追加したり、複雑なシンセサイザーパッチをリアルタイムで操作することが可能です。
チャンネルストリップとディスクストリーミングの機能
新しいXLチャンネルストリップは、プラグインやエフェクトへの迅速なアクセスを提供し、ミキシング体験を向上させます。例えば、EQやコンプレッサーを即座に適用し、トラックのサウンドを瞬時に調整することができます。ディスクストリーミング機能により、長いオーディオファイルをディスクから直接ロードして再生できるため、ワークフローの速度が大幅に向上します。これにより、大容量のオーディオデータを扱うプロジェクトでもスムーズに作業が進められます。
サンプル編集とスライスモーションの使い方
MPC 3のサンプルチョップ機能「スライスモーション」を使用すると、ループの感覚を取り入れ、ミディノートでランダムにチョップを作成できます。例えば、ハイハットやパーカッションループを自然な感じで再生し、個々のトラックに独自のフィーリングを追加できます。これにより、従来の方法では実現できなかった創造的なサンプル編集が可能になります。
結論
MPC 3は、革新的なツールとなりそう。これは本当に楽しみですよ…!
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