家計の資産と負債を把握する「0から学ぶ資産形成」vol.2 


家計の資産と負債を把握する:資産管理の基本

金融の基礎知識が今まで以上に求められている今、まずは家計の資産と負債を正確に把握することが、必要と考え、今回は資産管理について学びました。本記事では、家計の資産と負債の正確な洗い出し方法と、それに基づく資産管理戦略をまとめています。

金融の基礎知識が今まで以上に求められている理由

金融の基礎知識は、現代社会で生活を送る上で必要不可欠なものとなっています。その理由は、経済のグローバル化、情報技術の進歩、そして投資の多様化が進んでいることにより、個々の金融判断の重要性が増しているからです。

つまり、情報や投資の方法が溢れている今、お金の知識をしっかり身につけ、正確な判断をすることが大切ということです。

一つ目の理由として、経済のグローバル化により、世界各地の金融市場が連動して動くようになりました。その結果、自国だけでなく他国の経済情勢も理解することが求められています。また、異なる通貨間での取引も増え、為替レートの理解も必要となっています。

二つ目に、情報技術の進歩により、金融情報がリアルタイムで手に入るようになりました。しかし、情報が溢れている一方で、その情報を適切に解釈し、自身の金融判断に活かすためには、金融の基礎知識が不可欠です。

最後に、投資の多様化が進んでいます。従来の株や債券だけでなく、投資信託、ETF、デリバティブ、さらには最近では仮想通貨など、様々な投資商品が登場しています。それぞれの商品の特性やリスクを理解しつつ最適な投資を行うためには、金融の基礎知識が必要です。

以上のような理由から、金融の基礎知識が今まで以上に求められています。自分の資産を守り、増やすためには、金融の基礎知識を身につけ、賢い金融判断を行うことが重要です。

資産の正しい分類と効果的な管理方法

まず、資産管理は、大きく「金融資産」と「非金融資産」の二つに分類して考えることから始めます。

金融資産

金融資産は流動性が高く、経済活動に直接的な影響を与えるものを指します。

  • 現金と預金: 手元の現金、銀行預金、貯金箱やタンス預金なども。
  • 証券投資: 株式、債券、投資信託など、市場で取引可能な証券。
  • その他金融商品: ポイント残高やデジタル通貨も含めます。

非金融資産

  • 不動産: 家や投資用の不動産の現在の市場価格。
  • 自動車やその他の物理的資産: 車や家具、家電製品、コレクションの価値。
  • 貴重品: 貴金属や宝石など、再販価値のあるアイテム。

負債の分類と対策

負債を完全に把握して管理することは、財務健全性を維持するために不可欠です。分割払いを含め、借金をすることを辞めることが資産形成の第一歩です。

短期負債

資産形成において、短期負債を抱えることは非効率と言えます。ローンを組む場合は本当に今、分割払いをしてまで買わなきゃいけないのか、ということをよく考える必要があります。

  • クレジットカードの残高: 使用明細と未払い金額を把握し、利息の発生を防ぎます。
  • 消費者金融: 高金利の借入れは迅速な返済が必要です。

長期負債

  • 住宅ローン: 明細をチェックし、返済計画を定期的に見直しましょう。
  • 教育ローン: 学費ローンの残高を管理し、返済計画を立てます。

資産と負債の一覧表を作成する

すべての資産と負債を一覧にすることで、家計の全体像を一目で把握することができます。資産管理の効率化だけでなく、投資計画や節約戦略を立てる際の基盤となります。純資産の把握も可能になり、具体的な財務目標設定に役立ちます。

おすすめの家計簿アプリ

資産と負債の一覧を作るのであれば、どうせならしっかりと家計簿をつけて、日常的に資産を管理してみようと思い、数年前から登録だけはしていたマネーフォワードというアプリを本格的に稼働させてみました。これが本当に使いやすいのでおすすめです。

なにより、UIが見やすいのがいい。この機会に他社のアプリも使ってみたのですが個人的には機能面も含めて、マネーフォワードが好みでした。

まとめ

資産と負債の正確な把握は、賢いお金の管理のスタートラインなのではないかと思います。実際に私はマネーフォワードをちゃんと使い始めて、使用頻度の低いサブスクや通信費を見直すことで、1ヶ月で固定費を一万円以上削れました。

具体的な節約計画や投資戦略を立てるために、まずは正確な家計簿をつけるというのは一つの有効な手段だと思います。自分の財務状況を明確にすることで、未来に向けた明確な計画が立てられます。

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